十二国記パロ構想あれこれ

十二国記パロ関連のネタ。

一番大変なのは日用品や建物なんかの漢字です。
書いてる間ずっと某データベース様のお世話になりました。
そして己の少々怪しい記憶と照らし合わせるべく原作を引っ張り出し…。

久々に十二国記全巻読破とかしてしまいましたよ。

それにつられてか、勢いでか、某データベース様の別ジャンルをパラ見してた影響か、まるマシリーズと楽園シリーズも既刊全巻読破とか馬鹿じゃないの自分。
破妖シリーズも続刊が出てるのは知っているけれど、絵師様が変わってしまったので買うのは躊躇しております。厦門さん好きだったんだもの。百煉と邪羅の母子が好きです。


お暇な方は下からどうぞー。

某様の日記で描かれていた十二国記ネタに反応して思わず小話を書いたわけですが、黒鋼の前の王様候補は二人です。

黒様サイドに比重を置くなら知世姫。この場合の麒麟は桜かなあ、と思います。
黒様は禁軍将軍。
失道などはしなさそうなので、もし知世が王の場合に代替わりがあるのならば、黒様が傍にいない状態での王宮内での反乱あるいは暗殺でしょう。

絶望と怒りで仙籍の返上をして黄海で妖魔狩りをする黒鋼の前に現れる麒麟ファイ。
「天命をもって主上にお迎えする―」と額づかれるのですが…。

この流れだと黒鋼は絶対「許す」って言わないですよね。
困ったなー。
王が



次に王様がアシュラ王の場合。
長い治世の末に徐々に狂気に染まって失道した王を討ち取る黒鋼。禁軍将軍よりはもう少し身分の低い夏官。
投獄され、死罪も覚悟している黒鋼の元に失道で病床にあったファイがふらふらとやってきて唐突に叩頭するわけです。

王様を殺した当人であるのに、それが次の王であるという事実。主を失った嘆きと、殺した相手であっても恨むことはできない麒麟のサガは苦しかろうなと思います。
二番目の王様に仕えてもふとした時に「先王を殺した人」だという事実が蘇るわけですし。

上のパターンよりは「許す」と誓約の展開は早そうですが、その後が泥沼です。


黒鋼とファイのどちらに比重を置くかによって展開は全然違うのですが、おおまかにこの二パターンのどちらかになると思います。