二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
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四月馬鹿シリーズ小話です。
お子さん、ご両親の職場デビュー(笑)
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
お子さん、ご両親の職場デビュー(笑)
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赤ん坊というものは無条件に可愛い。たとえ造作が多少崩れていても、存在として可愛い。
とりあえず体育教師と元化学教師の子どもは、そのミニチュアかと見紛うばかりに父親そっくりだったので見苦しい造作でもないし、無邪気な表情は思わずつつきたくなるくらい可愛かった。
が、生憎とその赤ん坊はご機嫌斜め真っ最中である。
小さい口をへの字に曲げて父親の腕の中から周囲をむう、と睨みつけている。
理事長命令、と面白半分の職権濫用に学園に連れて来たはいいもの、どうにも両親の教え子たちにもみくちゃにされたのがお気に召さなかったらしい。
子ども、それも赤ん坊と触れ合う機会などなかなか無い年代の生徒達だ。端的に言うならば、抱っこが下手なのだ。
父親などは一見無造作に片手で持ち上げているのに、赤ん坊はそれには落ち着いて身を預けている。
ああ、親子なんだなあ、と。
なついてもらえないのをガッカリしながらも、生徒たちはなんだかほのぼのしてしまった。
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