二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
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四月馬鹿シリーズ小話です。
ハロウィン、イギリスでは蕪のようですが、蕪料理が思いつきません。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
ハロウィン、イギリスでは蕪のようですが、蕪料理が思いつきません。
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では下からどうぞ。
「とーたん、おかえりー」
ドアを開けるなり、一人息子が両手を伸ばして飛びついてくるのを、黒鋼は片手で抱き上げた。
「おう、ただいま」
「黒様お帰りなさーい。もうちょっと待ってー。南瓜のグラタンが焼き上がるからー」
南瓜、と聞いた黒鋼は今日が何の日かを思い出す。
「あのね、とーたん。今日はとっくりなの!」
「…トリックオアトリートな」
意味などわかってないくせに「ん」と頷く息子の仕草が可愛らしい。
「それでね、それでね。んと…『とり、のあ?』」
「トリック・オア・トリート」
「とりっく、おあ、…」
耳慣れない言葉に首を捻った息子はしばし悩んだ。悩んで、実に明快な答えをだした。
「おかし!」
どうだ!と得意満面な顔で黒鋼をみるものだから、可笑しいやら可愛いやらでさすがに笑いが堪えきれなかった。
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