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二次創作中心ブログ。 ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。 妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。 同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。 18歳未満は閲覧不可。 無断転載禁。
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四月馬鹿シリーズ小話です。

拍手ありがとうございます。
メルフォや拍手からいただいたコメントへお返事しようと思ったのですが、諸事情によりもう少しお待ち下さい。
諸事情ってか、風邪のぶり返しが思った以上にひどくて、せっかくの休みに寝込んじゃったという体たらく…。申し訳ない。
今日のところは薬でとりあえず熱は誤魔化して出勤です。
後、我が家のインターネット回線を光に変更する工事があるのでその設定やらの業者さんが来るのが明日くらい?
いずれにしても早めにお返事出来れば、と思っています。

では下からどうぞ。







「はい、熱いからふーふーして食べるんだよー」
「あい!」

元気よく答えた声とは裏腹に、勢いよくグラタンを口に運ぼうとした息子の手を黒鋼はとっさに止めた。
「やー!」
「や、じゃない。熱いんだぞ」
「おいもー!」
早く食べさせろと軽く苛立つ息子をなだめつつ、取り上げた小さなスプーンの上に乗ったグラタンを冷ましてやる。
唇にあてて温度を確かめてから、不機嫌そうにしている息子の口元に運んでやった。

雛鳥のように口を目一杯開いてパクリと溶けたチーズとほくほくのじゃがいもを頬張るその顔は幸せそのもので、くるくると変わる表情が微笑ましいやら呆れるやらだ。

父親にじっと見られてバツが悪かったのか、こくんとグラタンを飲み込んだ息子は首をかしげて「あち~」と言った。
ファイが堪らず「ああ!もう、可愛いなぁ!」とほっぺたをふにふに突っつくのを黒鋼も笑いながら見ていた。


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