二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
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永住特殊設定小話です。
携帯からアップ出来る文字数ギリギリでした。
どうにも体調が思わしくなく、休みは結局寝て過ごしました。
夏バテでしょうか。
悪化しないよう気をつけます。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
携帯からアップ出来る文字数ギリギリでした。
どうにも体調が思わしくなく、休みは結局寝て過ごしました。
夏バテでしょうか。
悪化しないよう気をつけます。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
黒鋼が足を止めたのは、侍女の焦ったような声が聞こえたからだった。
「奥方様!そのようなことは私どもがいたしますから…!」
ひょいと覗けば、予想から大して外れていない光景がそこにある。
「あ、黒さまー」
「こら。お前が侍女の仕事を取り上げてどうする」
先頃、ようやく正式に臣下らや本人にも妻と認めさせたたファイが、襷がけをして洗濯板とたわむれていた。
手にしているのが黒鋼の衣なのを見て、大方自分で洗濯しようとしたのだろうと思いついた。
困惑顔の侍女に申し訳なく思っても、胸のうちに湧き上がるのは嬉しさと愛しさだ。
「何でも自分でしようとするのはいいが、他人の仕事まで取り上げるなよ。
お前だって、知世が余力があるからって諏倭の結界を代わりに張られたら、やることが無くなるだろうが」
「あ…!そうだねー、ごめんなさい」
素直に侍女に頭を下げるファイと慌てる侍女に黒鋼は笑いを漏らした。
「まあ、何があるか分からねえから何でも出来るに越したことはねえな。
悪いが二、三日洗濯やら細かいしきたりやら教えてやってくれ」
甘すぎるかと思いながらも、晴れやかな笑顔にそれもまあ悪くはないか、と胸の中で呟いた。
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