二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
18歳未満は閲覧不可。
無断転載禁。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
日本国永住設定小話です。
永住じゃなくても良さそうなネタですが、イメージ的に日本国でした。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
永住じゃなくても良さそうなネタですが、イメージ的に日本国でした。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
ふわりと意識は浮上する。
さりとて、とても目を開けたいような状況ではない。
ぬるま湯の中を漂うような曖昧な眠りが気持ちいいのだ。
「おい、起きろ」
低い、耳馴染んだ声に、胸の奥が微かに痺れる。妙に甘ったるい痺れだ。
ゆるく、頭を振って声に拒否を示す。
おい、と頭の上で溜め息混じりの低音。
その声は寝起きで僅かにかすれていて、いつもよりも何だか妙に色めいて聞こえる。
「…ゃだ」
「おい」
「だって、黒様に抱きしめられてるの…おひさまに抱っこされてるみたいで…」
きもちいい、そう最後まで言葉に出来たのかは怪しいまま、ファイはまたとろり、と夢と現の狭間へと落ち込む。