二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
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永住設定小話です。
詳細は忘れたけれど、前に読んだ古典のどれかに(好色一代男だったろーか?)貰った恋文の束を帯の芯にして~というのがあったので。
貰った恋文を郷里に送ってみせびらかしたのは某土方氏だったなあ。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
詳細は忘れたけれど、前に読んだ古典のどれかに(好色一代男だったろーか?)貰った恋文の束を帯の芯にして~というのがあったので。
貰った恋文を郷里に送ってみせびらかしたのは某土方氏だったなあ。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
「黒様~、帯ほつれてるから一回中芯抜いちゃうよー。
……。
何これ…」
「……あ」
「オレの字だよねえ…」
黒鋼の帯をばらすと、中から随分昔に書いた自分の手習いの失敗作が出て来た。
「あの、…黒様」
おずおずと口を開いたファイを、黒鋼が不機嫌そうな声で遮る。
「他に適当なのが無かったんだよ」
「うん…」
後ろ向きのまま耳のふちを赤くさせた忍者をからかおうとしたのだが。
(…どうしよう…!)
嬉しい。
恥ずかしい。
面映ゆい。
感情の波に翻弄されて、ファイも頬を赤くして押し黙るばかりだった。
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