二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
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園児設定小話です。
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「『はい、あーん』ってしたいだけなのにー」
「黒たんの怒りんぼー」
しょんぼりと肩を落とす双子は、さきほど黒鋼から「人の嫌がることすんな!」と怒られたばかりだった。
苺が美味しかったから、クッキーが美味しかったから、一緒に食べたかっただけなのに。
もちろん恋人みたいに「あーん」もしてみたかったことは否定しない。
だって大好きなのだ。
年齢一桁で、これからの人生彼がいればいいと思うくらい、大好きなのだ。
そんな彼が照れ屋さんなのは知っていたけれど。
でも、そんなに怒らなくても、とちょっと恨めしく思ってしまう。
「してみたいのにー…」
ぽそりとファイが呟いた時、ユゥイが小さく「あ」と叫んだ。
今日は久しぶりのお泊まりだ。
さてこれからご飯にしようかと手を合わせて箸を手にした黒鋼の耳に、やや高めの声が飛込んだ。
「「黒たーん」」
あーんしてー、とねだる双子の手には。
それぞれいくらの醤油漬けとウニが乗っかっているスプーン。
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