二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
18歳未満は閲覧不可。
無断転載禁。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
お話の製作裏話って面白いですよね、と以前某様とお話したことがありました。
ちょうど年明けから日本国長編と拍手御礼話を書き進めていたので、その時の裏話や料理についてなどを少々。
ご飯大好きな管理人ですので、飯話中心になることは間違いありません!
ご興味おありの方は下からどうぞ。
ちょうど年明けから日本国長編と拍手御礼話を書き進めていたので、その時の裏話や料理についてなどを少々。
ご飯大好きな管理人ですので、飯話中心になることは間違いありません!
ご興味おありの方は下からどうぞ。
戦国から江戸時代あたりを参考にしています。
まずは拍手御礼小話について。
葉栗は以前も言ったように愛知県の地名からです。
「羽林」というのは、昔の近衛府の大将から少将までの別称です。官職名。
羽林大将軍、といったように呼ぶそうです。
前にも述べましたように極力オリジナルで出すキャラクターには固有名詞をつけたくありませんので、使えそうな官職や地名、古語などを利用した表現になると思います。
が、あからさまに全く意味の違う語を使うわけにもいかないのでない知恵絞って考えてます。(笑)
春画、枕絵と呼ばれる猥褻画ですが、これは実は戦場でのお守り代わりだったようです。
持っていると災難を避けられると信じられていたとか…。実践的な使い方としては女ッ気のない戦場でそっとそれを見て気を安らがせていたそうですが、それ「おかず」って言わないだろうか。
砂糖やら蜂蜜やら今でいう甘味の調味料は、日本国の設定からするとガバガバと使えません。
白砂糖の精製が組織的に出来たのは江戸時代の後のほうなのですが、戦国時代の兵糧丸の作り方の材料の中に白砂糖、とあったので今回恋の妙薬とやらの中に少量使った、という設定にいたしました。
トリスタンとイゾルデの「愛の妙薬」が本当にストレートすぎる命名で衝撃だったので、恋の妙薬についても「じゃあ、これで」と安直に名前も決まりました。
医師、薬師なんていうのも治療を受けられるのはごく一部で、基本一般の兵士や忍は自分で治療、仲間同士で互いに治療のノリです。
なので黒鋼も最低限薬の効能やら治療法は承知している、という設定。諏倭は珍しい薬草がある、って言っていたので案外詳しかったりしても面白いです。
ただ、薬草についての詳しい調合やら切ったり縫ったりの深い傷になると専門の人間がいたようですので、白鷺城もそんな感じです。魔物に荒らされた地の難民がどうにか生計をたてていくために下働きしながら勉強してるとか。
意識の朦朧とする黒鋼に口移しで薬を飲ませる、というのは当初の構想からあったので、早く書きたかったです。なかなかたどり着かすに苦しい思いをしました…。
なんで口移しかというと、警戒心の強い動物に餌を食べてもらう時には先に飼い主が自分で食べて「これ安全だよ」と安心させないと駄目だと昔読みまして…。
黒鋼犬かよ!と突っ込んでください。ファイ半分猛獣使いみたいなものだし。
牛肉の味噌漬け、というのは実際江戸時代に食べられていたようです。高いから一般庶民の口にはなかなか入らなかったけど。
案外肉食はあったようで、馬やら牛やら食べ方も多岐に渡っていました。が、ご飯、というよりは栄養価の高い薬のような扱いだったらしいです。
忠臣蔵で有名な大石内蔵助は牛肉が結構好きだったようで、知人宛の手紙に「息子みたいな若い者に食べさせると精が付きすぎるので滅多に食べさせません」と書いてあったらしいです。(で、天照のあの発言に続くわけですが)
ねぶか、はネギの古語。
味噌味のねぎ雑炊です。ご飯の保温とか出来ないから一日に一回炊いて、一食だけ温かいご飯で後は冷えたご飯を美味しく食べるために雑炊にすることが多かったようです。
ただ、今よりもちょっとしたご飯屋さんというのが多く、お値段も安いためにそんなに家で食事の準備をしなくても出来たてを食べることが出来たみたいです。
ふわふわたまごは本当にこんな名前らしい(笑)可愛いなあ。
醤油や酒、味醂などで味付けした出汁に卵を混ぜてお鍋で温めると段々卵とお汁が分離します。
ちょっと贅沢な感じがしますね。
昔の食べ物は調味料が少ないのでさぞ美味しくないんだろうな、と思って調べていたら、薄味なことは薄味ですが、ちゃんと定められた調理法で調理すると現代の味覚でも結構美味しいようです。
まず保存のための乾物が多いので、乾物をきちんと戻す、ということが大事だとか。
あとは、限度はありますが経験として魚などの食品が後発酵の効果で届いた時に一番美味しくなるように運んでいたから。死んでからすぐが美味しいのではなく、経験的にアミノ酸が一番多くなるのが何時ごろかを知ってそれに合わせて流通させていたそうです。
古人の知恵、凄い。
ふ…、本当にご飯のことだけしか書いてない…。
余談ながら古代は神との中継役だった巫女というのは神を自らに下ろすため、または神の声を聞くために琴を奏でたそうです。
姫巫女と姉妹なんだから帝が弾いてもおかしくはない、そして私設定ながら帝のもう一つの特技は香道です。
琴同様、前作のあの設定から引用。あの王は別名を香神、香音天とも言うそうですから。
PR