二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
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女子高生奥様設定小話です。
和食を勉強中の奥様。
ちなみに管理人は洋食がてんで駄目です。
和食育ちなもんで…そもそも牛乳アレルギーが家族にいるため我が家にはバターがありません(笑)
洋食メニューを書く時にはいつも頭を抱えます。ユゥイのイタリアンとか。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
和食を勉強中の奥様。
ちなみに管理人は洋食がてんで駄目です。
和食育ちなもんで…そもそも牛乳アレルギーが家族にいるため我が家にはバターがありません(笑)
洋食メニューを書く時にはいつも頭を抱えます。ユゥイのイタリアンとか。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
「ファイちゃんはお料理が上手ねえ」
旦那様のお母さんにダシの取り方を教わっている時、不意にそう言われた。
確かに洋食は作り慣れているものの黒鋼好みの和食はまだまだで、只今練習中だ。
思わず照れくさくなって、下を向いてしまったファイを旦那様のお母さんは優しく見つめる。
もうずっと昔、小さい頃。
両親を亡くしたファイは金銭的な不自由からは遠かったけれど、いつもご飯を作ってくれるのは家政婦。
会話をする相手もない一人ぼっちの食卓で食べる食事の味はよくわからなかった。
成長するにつれて、家政婦が義務的に食事を用意する時間とファイの生活時間はずれた。
冷たいご飯を前に小さなため息をつく回数が増えた。
そんな寂しさを紛らわせるように自分で調理することを覚えたのだ。
一人ぼっちの食卓は相変わらずだったけれど、少なくとも作っている間は楽しかった。
けれど今は。
「ご飯もお弁当も残さず食べてくれるから…嬉しいし、だから、黒様の好きな物作ってあげられたらいいなって…」
エプロンの裾をきゅっと握りつっかえながらそう言ったファイに、義母は優しい笑みを深くした。
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