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二次創作中心ブログ。 ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。 妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。 同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。 18歳未満は閲覧不可。 無断転載禁。
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高校生黒ファイパラレル小話です。

拍手ありがとうございます。

では下からどうぞ。








黒鋼はベッドがぎしりと抗議の声を上げるのを、どこか遠い音として聞いた。
仰向けに寝転がるその体の上に跨る友人の顔がやけに近い。

おい、と苛立つような黒鋼の声音に、友人であるところのファイは薄く笑うばかりだ。

「黒様、しようよー」
「アホか」
「えー。黒様に『して』欲しいだけだよー。
オレは女の子じゃないからそんなに深刻にならないでよー。簡単簡単ー。もっと軽く考えてよー。
ただ粘膜を擦り合わせるだけみたいなものでしょー?」
「簡単じゃねえよ…」
「真面目だなー」

「…万が一お前を傷つけるかもしれないって思ったら、少しも簡単でも軽くもねえ」
「え…」
「ちっとも簡単でも軽くもねえだろうが」
「あ…」

ファイがくしゃりと顔を歪めた。
どこか歪な、けれど艶然と溢れだす愛しさを耐えられない、そんな笑みだ。

「だったら…だったらやっぱり黒様がいい。簡単でも軽くもないなら。一番最初は黒様がいい。
…君じゃなきゃ嫌だ…」



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