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二次創作中心ブログ。 ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。 妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。 同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。 18歳未満は閲覧不可。 無断転載禁。
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高校生な黒ファイ小話。


漠然とですがチャットがしたいです。
休みが今度6、7日と続いてるのでやるかもしれません。
昼間に。


拍手ありがとうございます。

では下からどうぞ。






キスされた、とファイは唇を何度も何度も擦る。
告白してきた女子にそのまま…なんてシチュエーションは普通の男子なら喜ぶところだろうに。

「合意も無しに他人の粘膜を自分の粘膜に接触させられて気持ち悪い」
そう言って半泣きになりそうに顔を歪めるものだから、級友の誰も冗談やひやかしで流せない。
仕方なく、何度拭ってもよほど嫌悪が消えないらしいファイの手を黒鋼は掴んで止めさせる。

「こら、切れちまうだろ」
「だって…」
気持ち悪い、と小さく呟くファイの唇を黒鋼はなだめるように指で撫でた。
「汚くねえから」
キスを仕掛けた相手には失礼な物言いだが、これくらいしかファイを落ち着かせるような言い分がない。
けれど、ファイはそれで良かったようだ。
ん、と頷くと黒鋼の指先に唇を寄せて来た。
もっと触れて欲しいらしい。
呆れて「おい」と声を上げた黒鋼に、ファイはすがるような目で黒鋼を見上げてこう言った。

「消毒して」

黒様の手の方が何倍もまし、と呟く相手に他意はないのだろうけれど。


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