二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
18歳未満は閲覧不可。
無断転載禁。
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旅の途中の魔術師。
今更に出来上がっちゃったのはいつだろうと考えて、どのタイミングでもありだと思いました。
拍手ありがとうございます。
明日にはお返事出来るよう頑張りますので、いましばらくお待ちください。
では下からどうぞ。
今更に出来上がっちゃったのはいつだろうと考えて、どのタイミングでもありだと思いました。
拍手ありがとうございます。
明日にはお返事出来るよう頑張りますので、いましばらくお待ちください。
では下からどうぞ。
ぱちり、と目を開いて初めて自分が本格的な眠りに入っていたのだと知る。
おそらくは瞬間的なものに過ぎなくても。他者の気配がするところで眠りに落ちた自分が信じられなくて驚く。
終りがいつともしれない旅の中、今日は宿を確保することが出来ずに野宿となった。
荒事に多少慣れのある自分や同行の忍者はともかくも、一国の姫君や不可思議な魔法生物が耐えられるものかと心配したけれど、健気にも彼女らはそれに耐えていた。
その頑張りが愛しい。
信じられないような温かさと罪悪感に瞳が潤みそうになって気が付いた。
黒髪の忍者の寝姿が目の前にあることに。
いつか。
旅の行く末を知る自分を、隠された何もかもを知る日が来たならば、彼はどう思うのだろうかと。
ただ思うだけで想像の恐ろしさに身動ぎする。
こんなはずではなかった。
誰かの体温がすぐ側にあるのが途方もなく怖いのに、寝惚けた振りで頭を預けた彼の首からは少し埃っぽい日向の匂いがして、泣きそうになった。
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