二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
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原作沿い小話です。
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意外なことに。本当に意外なことに。
黒鋼は年上の女性の言うことは割合素直に聞き入れる。それに気が付いた時はちょっと驚いた。
ファイや小狼相手には思わず我を通すようなところも、桜の母親である王妃のやんわりとした言葉には少し弱いらしい。
「黒様は年上が好みかー」
年上の女性、といっても次元の魔女や天照には随分噛みついていたものだが。
何が違うのか、と首を傾げたファイに黒鋼の「アホか」という容赦のない声がとんでくる。
「でも黒様、王妃様の言うことはお利口さんにきくよねー」
言葉につまるところを見ると、自覚はあるらしい。
「…少し似てるから、かもな」
誰が、誰に、とファイは聞かなかった。
小さく「そっか」と答えて、黒鋼の横に座り頭を逞しい肩に預けた。
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