二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
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四月馬鹿シリーズ小話です。
まだ付き合ってる頃。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
まだ付き合ってる頃。
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「黒様って…もしかして結構遊んでる?」
はたり、と衣服を乱す黒鋼の手が止まる。
パチパチとファイの蒼い瞳が瞬いた。
何が悲しゅうて、恋人から女遊びの嫌疑をかけられねばならないのか。しかもこれからコトに及ぼうとしている真っ最中に。
黒鋼は脱力してファイの肩の上に突っ伏した。
「何だそりゃ…」
ぐったりとした黒鋼の声に、焦ったようにファイの声が応えた。
「ち、違うよっ!?浮気とか昔の女の人を疑ってたんじゃなくて…!」
どうやら本気で疑っていたわけではないらしいことはその声音から知れた。
無言で、視線のみで先を促す黒鋼に、恥ずかしそうに頬を染めてファイが呟いた。
「だって…信じられないくらい気持ちいいんだもん…。他の人、…そんな風に抱いてきたのかな、って…」
嬉しいやら困るやら。そんな言葉を初めて実感した日だった。
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