一応の弁解

四月馬鹿シリーズ小話です。
前回の小話の続き。

拍手ありがとうございます。

では下からどうぞ。

「違うんです～！黒様はちゃんと避妊のことも考えてゴムつけてくれてたし、オレの嫌がる時に無理強いとかもしなかったんです～」
「でも子ども出来ちゃったんでしょう？」
「ゴムつけてなかったのは最初の一回だけですっ！」「…」


「やっぱり付けなかったんじゃない」


どんどん墓穴を掘っている奥様の焦りをよそに、赤ん坊(生後五ヶ月･健康優良児)は理事長室のソファが気に入ったらしくご機嫌で遊んでいた。