二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
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園児設定小話。
世話をするから懐かれるのか、懐かれてしまったから世話をせざるを得ないのか。
双子が肉食いだと可愛いかもしれない、と思います。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞー。
世話をするから懐かれるのか、懐かれてしまったから世話をせざるを得ないのか。
双子が肉食いだと可愛いかもしれない、と思います。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞー。
外でぱーっとしたい。
そんな園長先生の一言によって、あっさりとその日の幼稚園のお昼ご飯はバーベキューになった。
何故に。
そう心の中で突っ込んだ黒鋼の感性が多分まともなのだ。
しかしながらまともな感性の持ち主ではあるが、行事を楽しむのはやぶさかではない。非常に優れた適応能力を発揮して、黒鋼は炭火が赤く燃える網に椎茸を乗せた。
火傷しないようにね、と四月一日先生に注意されながらそっと茄子をひっくり返す。
そんな黒鋼の隣では、焼く気0の双子がちょこんと待機していた。
「お肉ー」
「お肉ー」
肉コールの止まない双子のとり皿に、問答無用でピーマンと南瓜を取り分ける。
「おにくー…」
「おにくー…」
「まだ焼けてない」
「じゃあ、焼けたらファイに鶏肉ちょうだい?」
「ユゥイはね、一番最初に焼けたのでいいよ?」
可愛らしく首をこてりと傾げたりして、お前らそれはおねだりのつもりか、と黒鋼は心の中で盛大に突っ込む。図々しい。その図々しさを当たり前にしているあたり、実にたちが悪い。
でも。
「でね、一番大きい牛肉は黒たんのねー」
「黒たん頑張って焼いてるからご褒美なのー」
ただの意地悪でも我儘でもないってことを知っているから、黒鋼は黙って二人のとり皿にキャベツを放り込む。
「…またお野菜」
「お肉食べる前にお腹いっぱいになっちゃうよー」
「うっさい。ほっといたらお前ら肉だけ食うだろうが」
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