二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
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パラレル小話。
園児黒たんと保育士ファイ。
拍手ありがとうございます。
明日は休みなので色々出来たらいいなー、とおもってます。
では小話は下からどうぞ。
園児黒たんと保育士ファイ。
拍手ありがとうございます。
明日は休みなので色々出来たらいいなー、とおもってます。
では小話は下からどうぞ。
「いっつもそうやってヘラヘラ笑って本当のことを言わないのが嫌いだ」
誰に言われる間でもなく、人と一線引いて生きてきたのは、それを望んだのはファイ自身だ。
だが、それを指摘されて嬉しいか否かは別問題で。
手厳しい指摘にファイは心底困ってしまった。
「嘘はついてないよー。だってオレはちゃんと皆おんなじくらい好きだものー」
「皆同じに好きなんて誰も好きじゃないのといっしょだ。
特別が一つもないのなんて本当の好きじゃない」
幼等部保育士ファイ先生といえば、父兄にも園児にも頗る評判のよろしい、人気No.1の先生なのだが。
何がお気に召さなかったのか、今春卒園する諏倭さん宅の一人っ子だけはやたらとファイになついてくれない。
(……可愛くない)
「可愛くないって思ったろ」
「…」
園児に容赦なく突っ込まれて思わず押し黙る。
「お前本当にしょーがないな」
幼児らしからぬ呆れた声色がファイの耳を揺らした。
「それじゃ友達も恋人も絶対出来ないだろ」
「…」
「安心しろよ。売れ残ってたら俺が貰ってやるから」
「…はい?」
12年後。改めてプロポーズした元園児に一目惚れ(二目惚れ?)してしまった保育士が一人。
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