二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
18歳未満は閲覧不可。
無断転載禁。
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園児設定の未来話です。
中学生くらい?
明日は休日ですが、どうにも病院やら体調不良やらで長文更新などが難しそうです。
でも小ネタであろうとアップはします。
…あとは大人しくオフラインの書き下ろしでも考えてます。
通販は昨日までに振り込みをお済ませの方の分は今朝発送しました。
日本国再録集は残り五冊です。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
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拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
大人の立場に手が届きそうで、けれどまだ子供の領域からも抜け出せない歯がゆさを感じるのに、どうすることも出来ない。そんな微妙な時期だった。
「ファイだけなら選んでくれるの?」
ユゥイは悲しげな顔で、けれど僅かな光明があるのならば見逃すまいとした真摯な瞳で黒鋼を見つめた。
黒鋼は小さく嘆息する。
「こないだ兄貴の方もそれを聞きにきたぞ
『ユゥイだけなら選んでくれる』って」
「…!」
沈黙が降りる。
幼い頃とは違う。好きならばただ好きなだけで良かったことが、今では黒鋼と双子をもどかしさでがんじがらめにしてしまっている。
「…でも好きなんだ。ファイもオレも…黒鋼のことが」
「…知ってる」
ハッと顔を上げたユゥイの目の前で黒鋼が何とも言い難そうな顔をしていた。もしかしたら、双子の気持ちを容認するようなことを口にしたのは初めてかもしれない。
「だから…もうちょっとだけ待ってろ」
ちゃんと自分の気持ちに整理つけるから。
いつだって本当の言葉しか口にしない黒鋼の言葉ならば、一時しのぎのごまかしや嘘であろう筈がない。
ユゥイは小さく頷いた。
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