忍者ブログ
二次創作中心ブログ。 ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。 妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。 同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。 18歳未満は閲覧不可。 無断転載禁。
[1485]  [1484]  [1483]  [1482]  [1481]  [1480]  [1479]  [1478]  [1477]  [1476]  [1475
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

堀鐔小話です。

拍手ありがとうございます。

では下からどうぞ。







それが職務である以上、苦手意識はあってもこなさねばならない。
体育教師である黒鋼にとって、それはパソコンを使っての事務作業である。
さすがにキーボードの配置が分からないようなレベルではないが、体を動かしている方が性にあっている人間に、延々と小さな画面を見続けろというのは酷な話ではないだろうか。

どうにかプリント作成を終えて一息ついた時には、慣れないだるさを感じていた。
重たく感じる首や肩を回していると、化学教師に笑われる。
「お疲れさまー。肩揉んであげようかー」
「いや、そこまでは…」
「まあまあ~。
ん~、ちょっと凝ってるなー。黒様、最近パソコン作業多かったでしょうー」
いささか強引に押しきられたが、肩を揉みほぐされるのがなかなか気持良い。

「やっぱり肩にもしっかり筋肉ついてるねー。厚みが他の人とは違うもんー」
「一応鍛えてるからな」
「黒様の一応は全然一応じゃないでしょー。首だって上腕だって逞しいしー」
そう言いながら、ファイは黒鋼の肩を丁寧に揉んでいく。

が。

職員室で一連の流れを見ていた他の人間には、セクハラにしか見えない。


PR
<< 上巳 HOME お作法 >>
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
最新記事
ブログ内検索
管理人
HN:
仮名
性別:
女性
趣味:
読書
自己紹介:
成人。
みかんの国出身。
エネルギー源は酒。
忍者ブログ [PR]