惚れた弱みの保存食

堀鐔小ネタです。

昨日はインテックスにて委託スペースにお立ち寄りいただきありがとうございました。
新刊「渇望欲求」において看板と値札に「女体化」と誤表記があったようですが、既に客観主義のサイト日記にもあるように【女体化希望だったのに購入したら違っていた】という方はこちらでも対応させていただきますのでご連絡下さい。

拍手ありがとうございます。

では下からどうぞ。

みじん切りにした玉葱、人参、ごぼう、筍の水煮と短く鋏をいれたひじきを合挽肉と炒める。
適度に水分がとんだところで、酒、砂糖、醂、最後に醤油で味を整えてご飯に混ぜた。
今日明日中に食べきりそうな分にだけ、別に醤油で炒めたこんにゃくのみじん切りを加える。
残りはそのまま冷凍庫へ直行だ。

大きめの三角お握りを作りながら、化学教師は小さく呟いた。

「黒様のワーカーホリックめ…」

食事を作る時間さえまともに取れない体育教師をなじりながら、化学教師はそんな彼が好きでしょうのない自分にも気が付いていた。