二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
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無断転載禁。
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のばらシリーズです。
いい夫婦の日ということで。
基本女体設定なので苦手な方は要注意。
一応二人とも大学生くらいの設定。
黒鋼は家に帰るよりも部活やバイトのある日はファイの部屋にいることが多いという…半同棲?
相変わらずお互いしか見えてない二人です。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
いい夫婦の日ということで。
基本女体設定なので苦手な方は要注意。
一応二人とも大学生くらいの設定。
黒鋼は家に帰るよりも部活やバイトのある日はファイの部屋にいることが多いという…半同棲?
相変わらずお互いしか見えてない二人です。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
「赤ちゃん出来たかも、って言ったら黒鋼どうする?」
もしもだよ、と前置きされて尋ねられた内容に即座に反応が返せる男がいたらその顔を拝んでみたい。
あまりに唐突な問いに黒鋼は唖然とした。
口籠って眉間に皺を寄せてしまった黒鋼にファイは内心で焦っていた。
本当に軽い気持ちで聞いたのだ。
答えが、まだ考えられないでも嬉しいでもどっちでも良かったのに、ここまで深刻な顔をされて、少しずつ不安が湧いてくる。
たとえ仮定の話でも、すぐに答えられないとは思う。
けれど、そんな人じゃないと思いながらも頭の片隅では、もしかしたら自分や子どもの存在が負担だと思われてしまうのだろうか考えて脅えた。
いつの間にか固く手を握りしめていた。
けれど、黒鋼の返事は意外なものだった。
「結婚式や指輪は諦めさせちまうけど、…多分出産資金くらいならあるぞ」
さすがに子育ては親とかには頭下げて手伝ってもらわないといけないと思うけどな…、そう突っかえながらも黒鋼はファイの目を見つめてこう言った。
「苦労ばっかりさせるのは分かってても、やっぱ産んで欲しい」
泣いていいのか、笑えばいいのか分からなくて、ファイは黒鋼にしがみついた。
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