いつか君に

一応分類を永住にしたけれど、これはちょっとありえねー的な感じで。

オンリーで皆様とお話をさせていただいている時でした。
お名前は伏せさせていただきますが、ある方が
「これ以上ないバッドエンドを夢で見た」
と話されました。
その内容というのが
『日本国に戻った黒様がどこぞの女と結婚して子どもまでこさえてて、ファイはその後の消息さえ不明』

黒ファイ的にはこれ以上ないくらいバッドエンドだよなあ、と思いつつ…。

いつもの悪いクセで、ついそれを妄想展開させてしまい…。

こう、ネタがですね、湧いてきてしまいました。

脳内ではすでにお話が一つ出来上がっているのですが、さすがに全部は良心が咎めました。

ネタ元様に許可いただいてないですし(汗)
あとファイが可哀想なので。
(まあ黒ファイ以外書く気のない人間の妄想なのでそんなにひどいことには…ならない…と思います)


そんなわけで小ネタです。
下からどうぞ。

「もう逢えるはずもないと分かっていたのに、馬鹿みたいにお前をずっと待っていた。
笑うか？」


馬鹿だね。
嬉しい。
ありがとう。


いくつもの言葉が、思いが、一瞬のうちに奔流のようにファイの頭をよぎるけれど、どれも声にはならなかった。

涙も出ない。
息の仕方さえ忘れてしまう。
ただ。


今この瞬間ならば、どれほどの幸福に満たされて死ねるだろうか。