二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
18歳未満は閲覧不可。
無断転載禁。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
にゃんこ小話。
2月22日くらいでこれシリーズは終りたいです。
拍手ありがとうございます。
追加の記事に書き忘れましたが、只今7種です。まだまだ続きますので、もしよろしければ読んでやってください。
では下からどうぞ。
2月22日くらいでこれシリーズは終りたいです。
拍手ありがとうございます。
追加の記事に書き忘れましたが、只今7種です。まだまだ続きますので、もしよろしければ読んでやってください。
では下からどうぞ。
「今日はどうしました?」
「みゅう…」
「にぃ…」
急に食欲の落ちてしまった二匹を心配した飼い主は、ファイとユゥイを動物病院に連れてきた。
眼鏡の獣医師はにこにこといつもの一見優しそうな笑顔で栄養剤を注射していく。
けれど、どんな栄養を与えられても、どんな優しい言葉をかけられ、心配をされても今の二匹の心は晴れないのだ。
「何かご飯を食べられない事情がありましたか?」
獣医は重ねて問うてくる。
元気な受付のお姉さんにも心配されてしまったが、今のファイとユゥイはそれどころではなかった。
自分たちは黒鋼のお嫁さんにはなれないのだ。
ふるふると二匹は揃って首を振り、何でもないと主張する。
「僕や飼い主さんには言えませんか?」
獣医さんは困ったように笑うけれど。
こればかりはどうしようもない。
だって。
「お医者様でも草津の湯でも」
「恋の病は治せにゃい…」
二匹から零れるのはため息ばかりだった。
PR