おむすび

堀鐔小話です。

知人は三角しか握れない、と言っていました。
面白い。

寝坊して朝ごはん食べそびれました。
ひもじい…。

夏イベのためか皆様潜りがちな様ですね。
新刊を楽しみに待っています(*´д｀*)

拍手ありがとうございます。

では下からどうぞ。

日本に来て、堀鐔学園に赴任して、多くの生徒に接するようになってから。
ファイはあることに気がついた。

「あのね、黒様。三角じゃない、円柱形のおにぎりってどうやって作るのー？」
「俵型のことか」
「たわら？」
聞き慣れない言葉にファイは首を傾げる。
「昔の米を運んだりするために収めてた形のことだ。
まあ弁当箱に詰めるなら三角よりは詰めやすいかもな」
「ねえ、それってどうやったらいいの？」

思わず黒鋼は目を瞬かせた。
自分が化学教師に料理を教えるなんて、想像もしていなかった。

次の休日、体育教師の部屋で一所懸命におにぎり作りをする化学教師がいたとか。