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二次創作中心ブログ。 ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。 妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。 同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。 18歳未満は閲覧不可。 無断転載禁。
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女子高生奥様小話。
本当は昨日この話をアップする予定でしたが、携帯でアップできる字数を若干越えていたので。

再版予約のお申し込みありがとうございます。
準備出来次第、その旨をメールでお知らせさせていただきます。

拍手ありがとうございます。

では下からどうぞ~。


 







奥様は今日も今日とて、美容体操に余念がない。
ただしその内訳は専らバストアップがメインなのだが。
混じりけのない淡い金髪、くっきりとした二重瞼の下には透き通るような蒼の瞳、薄い紅色の唇はふっくらとしている。
けして絶世の美女というわけではないが、それぞれのパーツがまろい輪郭と相まって、調和の取れた愛らしい顔立ちをしている。
均整がとれたスレンダーな体つきは、ほっそりとはしていても骨の浮き出るような不健康さはなく、白く柔らかそうだ。

いったい体のどこにそんなにこだわる必要があるのかと旦那様は呆れた。

それを聞いた奥様はというと…。


「く、…黒様先生が言ったんだからね!」

随分とおかんむりだった。
「あ?何をだよ」
「…っ!オレの…胸がちっさいって…」
ぎゅっと胸元を握りしめてうつ向いてしまうファイに、黒鋼は困惑する。
正直な話、惚れた相手の容貌がどうこうと言うつもりは一切ないのだ。
そう考えてはたと思い当たる。

「お前…もしかして、あの時のことまだ気にしてたのか?」
「…っ!黒様忘れてたって言うの!?」
ひどい、と涙目になる奥様を前に黒鋼は困り果てていた。

ファイの16歳の誕生日。
拐うように連れ出した今の妻の着飾った姿があまりに可愛らしくて、照れ隠しだったなどと今更言えるはずもないではないか。

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