二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
18歳未満は閲覧不可。
無断転載禁。
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永住特殊設定の話です。
まだ結婚してない頃。
身持ち固そうな黒様ですが、「夫婦」というものの標準基準はきっとあのご両親に違いないので、結構恥ずかしいことを平気な顔ですると思います。
通販関係のメールは昨日送らせていただきました。
もし届いていないようでしたら、お手数ですがご連絡下さい。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
まだ結婚してない頃。
身持ち固そうな黒様ですが、「夫婦」というものの標準基準はきっとあのご両親に違いないので、結構恥ずかしいことを平気な顔ですると思います。
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拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
「行ってらっしゃいまし」
慣れた侍女頭がそういって頭を下げるのにならい、ファイも頭を下げた。
領主の視察の見送りだ。
巫女であり内輪では半ば黙認されてはいても、ファイは公式の妻ではない。
だからこそ一歩控えて黒鋼を見送っていたのだが、当の領主は、ファイの姿を見るなり、ずかずかと大股で歩み寄る。
侍女たちもそのあたりは心得ていて、不躾に領主と巫女を眺めることはしない。
面映ゆい沈黙を持て余す二人を微笑ましく見守る。
「行ってくる」
「…はい」
気をつけて。
そう言おうと少しばかりファイが顔を上げた時だった。
黒鋼の顔が近付いたかと思うと、こめかみに柔らかく触れられる感触。
呆気に取られるうちに、男はさっさと背を向けてしまっている。
背中が遠ざかり、完全に見えなくなってから、ファイは額にのろのろと手をあてた。
唇を落とされたのだと分かった瞬間、頬が熱くなった。
人目を気にする余裕もなく、思わずへなへなと崩折れた体の奥で、心臓がうるさいくらいに鳴っていた。
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