二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
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永住特殊設定小話です。
補足、心葉は香壷やちょっとした贈り物に添えるミニサイズの刺繍した布だと思って下さい。
詳しくは各自辞書を。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
補足、心葉は香壷やちょっとした贈り物に添えるミニサイズの刺繍した布だと思って下さい。
詳しくは各自辞書を。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
毎年、日本国の帝の元へは全国から様々な租税が収められる。
米や麦は勿論だが、諏倭の領土からは珍しい薬草の類が収められることも少なくない。
ことに新たな巫女が領主の妻になってからは、収穫も安定し民の生活も潤っていると聞く。
今年も規に定められた様々な税の他、巫女からは心尽くしの贈り物が添えられていた。
清しい薫りの香は初めて巫女が手ずから合わせたものらしい。香壷には可愛らしい心葉が添えられている。
普通は心葉の意匠というのは花や鳥であったり、雅やかな物だ。
だが諏倭の巫女からの心葉は違う。
犬と猫がそれぞれ一匹。
仲良く寄り添っていたり、喧嘩したらしくそっぽを向いていたりしている。
そうと言われなくても姫巫女にはすぐに誰のことか分かって、優しい笑みを溢すのだ。
そしていつもよりもそれが優しい理由は。
犬と猫の間に、今日は子犬が一匹。新たに加えられていた。
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