二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
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日本国永住設定小話です。
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「今日は百合ですか」
「先日は蝉の羽でしたわ」
「はあ…オレには良く分からないんですけどー」
白鷺城の帝と姫巫女という何とも贅沢な面相の集う昼下がりの茶会である。
まさか家に居るときの様に浴衣やらを着るわけにもいかない。
頭を悩ませるファイに痺れを切らした黒鋼に「みっともなくなけりゃ何だっていい」と強引に適当な着物を着付けられた。
あまりにもぞんざいな態度に少し憤慨したが、自分で着るよりは余程まともな着付けだと知っていたので渋々文句を飲み込んだのだ。
「そろそろ青紅葉でしょうか」
「撫子も良いのでは?」
「はあ、黒様次第ですかねえ」
ファイは知らなかったのだ。黒鋼が季節にふさわしい衣を合わせていてくれたなんて。
おかげで帝と姫巫女の姉妹にからかわれ、いたたまれない。
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