さみだれ

日本国永住設定小話です。

どうにも今使っている基礎化粧品のシリーズの中で、日焼け止め兼用の化粧下地と相性が悪いようです。
美容液と化粧水はすごく合うのに…。
仕方ないので、日焼け止めは蜂蜜配合のクリームタイプに変更。
塗った時の感触は水性なので好きだったのになあ。
(´・ω・｀)

拍手ありがとうございます。
昨日出勤したら急にシフト変更されてたので、お返事はちょっとお待たせしてしまいますがなるたけ早くお返事します。少々お待ち下さいませ。

では下からどうぞ。

あめ、と舌足らずな声がした。
ファイが縁側から手を伸ばし、その指先を濡らしている。
何が楽しいのか、黒鋼の顔を見てふうわりと笑う。
「このくにの、あめ、あったかいね」
しろいはなも、きれい。
そう言ってファイは庭の紫陽花に目をやる。
その優しげな横顔に、何か言葉をかけるのも無粋な気がした。
「…そうか」
それだけを言って、黒鋼は押し黙る。
しとしとと雨は降り続いていた。