二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
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日本国永住設定の小話です。
拍手ありがとうございます。
お返事はまた後日させていただきます。
では下からどうぞ~。
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着物は肌の白い方が映える。
昔からそう言われて、色白であるのが美人の条件の一つともされている。
普段何気なく聞き流していた言葉を今更にしみじみと実感した。
綾紐でまとめた髪がうなじにはらりとかかる。
ファイに着物を着付けていた黒鋼の手が不意に止まった。
動きの止まった黒鋼を不思議そうにファイが見上げる。言葉が通じないからか、小首を傾げるにとどまった。
「何でもねえ…」
誤魔化すようにそれだけ言うと、黒鋼は慣れた手つきでファイの帯を締めてやった。
きちんと着付けられた着物は苦しいほどに体を締め付けることなく、ぴたりとその身をおおう。
興味深そうに袖をひらひらと揺るがして見ているファイの姿は幼くて、黒鋼の唇にも少し笑みがこぼれた。
衣紋を抜いた襟足のその白さに思わず目を奪われた 、などと。
相手に知れたらどんな反応をされるやら。
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