二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
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原作沿い小話です。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
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「オレねー、実は『お父さん』や『お母さん』がどんなのか実感がないんだよねぇ」
お父さんみたいな人はいたけど。と言うファイの口調はあまりにもあっけらかんとして呑気だ。
だから黒鋼も深くは追及しない。
短く「そうか」、と返す。
「黒様の思い出は?お父さんとかお母さんとかの」
「…父上は厳しかったな」
「そっかぁ」
「そのくせ一番俺に甘かった」
「なぁにそれ」
「一番甘いようで容赦ないのが母上だった」
黒鋼の両親の話を聞いてファイは嬉しそうに笑う。
だから黒鋼はそっと願う。
自分の中の優しい記憶が、どうかファイにも伝わるようにと。
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