二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
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女体です。えろはないけど苦手な方はご注意ください。
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では下からどうぞ。
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ガタガタと窓を揺さぶる風の音にファイの意識は覚醒した。
心地よい倦怠感に引きずられながらも瞼を開ければ、目の前には恋人の寝顔。
(えええぇっ…!)
美形というわけではないが、男らしい線の黒鋼のアップはファイの心臓を早く打たせるのに充分だった。
黒鋼を起こさないように恐る恐る身を起こして時計を見れば、針が指すのはとうに黒鋼が起きる時間を過ぎていた。
「く、黒鋼!起きなきゃっ!時間!」
慌てて体を揺するファイに黒鋼が不機嫌そうに目を開けた。
そのままファイを抱き込んで布団に引き戻す。
「く…ろっ…」
「今日は休みだ、台風で」
「へ?」
「だからもうちょい寝てろ」
「でも朝ごはん…」
躊躇うファイの耳元で黒鋼はそっと囁いた。
「じゃないと体キツイだろ」
何のせいで、とは言わない。
だが。
恥じらいに頬を赤くした少女に幸せな休息を与えるには、それで充分だった。
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