二次創作中心ブログ。
ただいまの取り扱いは忍者×魔術師。
妄想と現実は違う、ということを理解した上で二次創作を楽しめる方はどうぞ。
同人、女性向け等の単語に嫌悪を感じる方は回れ右。
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堀鐔小話です。
来月から頑張って仕事探します。
うん、なんか色々限界。
拍手ありがとうございます。
では下からどうぞ。
来月から頑張って仕事探します。
うん、なんか色々限界。
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では下からどうぞ。
秋の気配も色濃くなり始めた頃、化学教師が熱を出した。
けして不摂生をしていたのではない。北国育ち故か、彼は季節の境目によく体調を崩す。気候の著しい変化に体が適応しきれないのだ。
こほこほと乾いた咳の音がする。
「薬飲む前に何か食え」
熱で苦しい息が、黒鋼の大きな掌に撫でられるとそれだけで不思議と和らいだ気になってくる。
傍にいてくれる体温が嬉しくて、ファイは少しだけ甘えてみたくなる。
だって彼は優しいから断らない。
「お粥食べたい…」
「鮭とワカメの雑炊でいいか?」
返る声にこくりと頷いた。
体は辛いのに、心はどこまでも幸せだ。
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